地元から愛されるレストランって、なんか味があるよね。
幡ヶ谷の南口からすぐのところにある西原商店街にも
そんな地元のワイン好きに愛されるお店がありました。
小さなカウンタービストロ『Saint FAUCON』。
この日はワイン好き女子たちでお店を貸切っちゃいました。
シェフと相談しながら食べたいもをリクエスト。
鴨、鳩、ヤマウズラ、蝦夷鹿など・・・旬のジビエもいろいろありますね。
女子の集まりですから、それぞれが好きなものを言い合って色々出していただきました。
シャルキトリー盛り合わせ
パテ・ドゥ・フォア(鳥レバーのパテ)とパン・デピス イチジクのコンフィチュール添え、
レバー・ド・カンパーニュ、大山地鳥のガランティーヌ、
ジュレ・ド・コション(豚のゼリー寄せ)のラブィゴットソース 赤キャベツのピクルス添え
ワインがすすむ~。もう見た瞬間そんな感じですよね。
豚と鶏のいろいろな部分が食べられて、口の中で楽しい触感や香りが広がります。
それぞれのお料理に合ったソースが添えてあり、味が単調にならないような工夫もうれしい。
お肉・・・と一言で言うけれど、可能性は無限ですよね。
豚の血のテリーヌ
皮なしのブーダンノワールです。ブーダンノワールって、濃厚、味がギュっと
詰まった感じのものが多いと思うのですが、こちらはフワフワの温かい
テリーヌといった感じです。
ブーダンノワールとリンゴは黄金の組み合わせと思っているのですが
ココナッツミルク、マンゴー、パイナップルで炊かれたトロピカルな
リゾットと一緒にいただきました。楽しいマリアージュでした。
パンは、小さなかごに布で保温して出てきます。
一人で切り盛りしているのに、温かく食べられるような気配り。嬉しいですね。
アンドゥイエット
香ばしく焼かれたアンドゥイエットが出てきました。シンプルですがキレイですね。
油が出てきちゃうので気を付けてナイフを入れました。
中からは、いろいろな部位が入っていて楽しい~。
コルベール(真鴨)
きれいなルージュ!!しっとりと火入れされたきめ細かなお肉。
ジュのソースもくどくなくてとても食べやすくいただけます。
お肉脚もインパクトがありますが、これはかぶりついちゃって。
ガルニの紅しぐれのシャキシャキした歯ごたえも楽しかったです。
シャラン鴨のコンフィ
わぁっ。大きなコンフィが登場しました。
大きなソテーしたジャガイモがたっぷり添えてあるサルラ風の一皿です。
お肉はパリっと焼かれていましたが、お肉も分厚いのでナイフもしっかりいれて
カットしていただきました。お肉もジューシー。マスタードのソースで軽めにいただきました。
白子のムニエル
今年初の白子ですぅ~。ふわっ、とろっと焼かれた白子は口の中でとろけるようでした。
モンブラン
さて~。デセールです。秋はやはりモンブラン。
中にはサクサクメレンゲとアイスクリーム。
とろけるように食べられるモンブランでした。
ヌガーグラッセ
真っ赤なフランボワーズのソルベとのコントラストがかわいいですね。
幹事が大絶賛のデセールです。ヌガーグラッセって甘すぎるものが多くてあまり得意
ではないのですが、こちらのヌガーグラッセはとっても食べやすいのです。
ヌガーグラッセがちょっと苦手っていう方は一度トライしてみるといいかもしれませんよ。
イケメンシェフとカウンターを挟んでいただくビストロ料理。
お料理は本格的でありながら、食べやすい。
癖のあるお料理も優しい味付けでいただける、あったかいお店でした。
サンフォコン (ワインビストロ Saint FAUCON)
東京都渋谷区西原2-28-4 宮嶋ビル 1F
03-3465-7565